硬合金旋削加工の生産性を高めるケナメタルのBeyond材種の新製品

(ペンシルバニア州ラトローブ) – 耐熱合金は、強度が高く比較的軽量であることから、多くの製造業界において利用される機会が増しています。特に、航空宇宙、防衛、自動車、重機、エネルギーの分野での使用が顕著です。

しかし、材料の耐熱性が高くなると、加工時の切削抵抗も高くなります。  例えば、チタンの場合には、加工硬化率と歪み速度も高く、その結果、切り屑の除去に必要な温度とエネルギーも高くなります。 温度が上昇すると超硬切削工具の強度が低下するため、ほとんどの加工では、速度と送り量を下げることになります。

ケナメタルの新しいBeyond™材種は、高速、高送り量(作業時間を短縮)、および長い耐用年数(工具1つあたりの加工部品数を増加)での高靱性合金の切削が可能なため、高い生産性を実現します。 KCU10™には、外径および内径旋削、溝入れ、プランジ加工、ぬすみ加工、およびねじ切りにおける性能を向上する特別な設計が採用されています。 KCU25™は、ねじ切り、溝入れ、突っ切り、およびその他の選択された旋削加工に対応します。

いずれの材種でも、耐熱材料の加工性能を向上する特別な表面処理など、新しいPVD(物理蒸着)コーティング技術のメリットが生かされています。 多くの場合、速度、送り量、または切込み量を増加しながら、境界磨耗など、関連する磨耗の問題を低減できます。

さらにKCU10には、第2レイヤーのAlTiNの上にトップレイヤーのAlSiTiNを重ねた二層コーティングも採用されています。 2つのレイヤーの境界が、微小な亀裂の偏向を促します。

詳しい情報は、ケナメタルの最新カタログ「Innovations 2012」をご覧ください。

Kennametal Inc.(ニューヨーク証券取引所: KMT)は、耐磨耗性を備えた革新的なカスタムソリューションおよび標準ソリューションを提供することで、要求の厳しい環境において最高のパフォーマンスを得ようとするお客様のために生産性の向上を実現します。 この定評ある生産性を可能にしているのは、当社が持っている先端材料科学と応用知識です。 持続可能な環境のための当社の取り組みは、当社のお客様にさらなる価値を提供します。 飛行機の機体から採炭、エンジンから油井、ターボチャージャから建設に至るまで、さまざまな業種の企業が、各社のバリューチェーンに対するケナメタルの貢献度の大きさを認めています。 2011年度には、60以上の国で約12,000人の当社の優秀な従業員が提供する、ケナメタル製品およびサービスが約24億ドル販売されており、これらの収益の50%以上は北米以外の国における販売によるものです。