超合金の加工

材料の中には、事実上、双子のようなものがあります。 超合金とチタンも双子のような材料だと言われていますが、ほとんどの双子がそうであるように、いくつかの微妙な違いがあります。

ニッケルベース、クロムベース、鉄ベースなどの超合金材料は、チタンをも超える極めて高い耐熱性を持つため、加工中に発生するほとんどの熱が切れ刃によって吸収されます。

この熱は、切削工具を著しく破損させ、クレーター磨耗や塑性変形などの損傷を引き起こし、結果的に工具の不具合につながるおそれがあります。

多くの超合金には引火性がないため、セラミックインサートやCBNインサートを使用する方が、超硬タングステンインサートを使用するよりもはるかに高速に加工できます。

さらに、ほとんどの加工ではクーラントが必要ありません(最大80 bar(1000 psi)での旋削加工の場合、クーラントの利用が効果的です)。

多くの重要部品の加工は旋削作業を伴うため、加工の進捗度は、インサートによって被削材をどの程度深く、早く、確実に切削できるかによって測られます。

ケナメタルのBeyond™材種、KYS25およびKYS30は、トップクラスの超合金加工用セラミック材種です。 KB1630材種は、当社が提供する超合金の粗加工用の最高クラスのCBN材種です。

Beyond™材種KYS25は、CVDコーティングと特別な表面処理が施された耐熱セラミック旋削加工用材種です。 KYS25は、航空宇宙部品の高速加工による磨耗に対して、高い耐性を発揮します。

Beyond™材種KYS30には、業界で他に類を見ない性能を発揮する、特許取得済みの組成が採用されています。 湿式または乾式、中速または高速、粗加工または仕上げのいずれでも使用できます。 KYS30材種は、どの加工方法においても超合金の加工時に発生する熱を吸収するように設計されています。

CBN材種KB1630は、超硬インサートにPCBNチップがロウ付けされています。 幅広いタイプのインサートが用意されているため、お客様の応用分野に適したタイプを選択できます。 このインサートは断続切削による粗加工や仕上げを目的としていますが、ボーリングへの利用にも性能を発揮します。