BN5000の優れた耐熱衝撃性で信頼性を強化
BN5000は、ホウ酸カルシウム結合剤で強化された、非常に汎用性の高い六方晶窒化ホウ素（hBN）材種で、湿気の吸収に対する耐性が大幅に向上しています。BN5000は独自の組成により、低熱膨張と優れた耐熱衝撃性を必要とする高温用途に最適な選択肢です。
BN5000の技術的特性
| 組成 | 最高使用温度 (ºC) | 密度 (g/cm3) | 曲げ強度 (RT) (MPa) | 圧縮強度 (MPa) | C.T.E （20°C～1000°C x 10-6） | 熱伝導率 (W/m K) | 絶縁耐力 (KV/mm) | 体積抵抗率 (Ω*cm) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BN5000 | hBN (CaO + B2O3 結合剤） | 850 空気、 1150 不活性 | 2.0 | 59 ∥/ 45 ⊥ | 97 ∥ 97 ⊥ | 1.5 ∥ 0.10 ⊥ | 27 ∥ 29 ⊥ | >10 | >1013 |
製品の特性
- ホウ酸カルシウム結合剤による吸湿性の低下
- 高温で効果的に動作
- 低熱膨張係数
- 高い耐熱衝撃性
メリット
- hBN材種中で最も汎用性が高い
- 多湿環境における信頼性の高い性能
- 急激な温度変化のある用途に最適
- 熱応力下でも構造統合性を維持
BN5000の用途
- 熱電対保護管
- 金属加工用るつぼ
- 高温機器用の電気絶縁体
- ガラス製造用のロールおよび支持板
- 熱サイクルにおける耐久性が求められる部品
